『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』

STORY 【ストーリー】

業界5位のビール会社が、シェアNO.1に挑む!。

社長!こんな商品出したら、業界の笑いものです!もうとっくに、笑いものだんだよっ!

第一志望ではない業界5位のNEOビールに入社した新城(小池徹平)は、かつて“冷麦”という大ヒット商品を飛ばした実績があるものの、現在では阪神タイガースを応援することだけに執心する課長・中西(生瀬勝久)が率いる営業一課に配属される。そこには中西だけでなく、何かと不条理な目に遭う川上(沢村一樹)を筆頭に、一筋縄にはいかないメンバーが揃っていた。さっそく量販店まわりや接待など、絵に描いたようなサラリーマン生活がスタートする。

しかし、1ヵ月経っても営業契約件数0。社内ではOLたちに総スカンを食い、合コンに行っても女の子たちの反応は鈍い。こんな日が続いていくのか…。10年先、20年先の将来を考える新城は、早くも転職を考え始めていた。 そんな折、NEOビールの根尾社長(伊東四朗)が、全国酒類協会ゴルフコンペで、業界1位の売り上げを誇る大黒ビールの布袋社長(大杉漣)とラウンドをして惨敗。プライドを著しく傷つけられた根尾社長は、「大黒ビールを抜いてシェア1位を目指す!」と宣言。同時に「新商品のアイデアを1週間以内にもってこい!」と全社員に厳命した。

さっそく営業一課でも企画会議が開かれたが、無重力ビールや枝豆ビールなど、次々と飛び出す斬新かつ珍妙なアイデアに、中西課長はなかなかピンとこない。ところが新城がその場しのぎに口にした“とある企画”にGOサインが出てしまい、物語は大きく動き出す・・・。